2023年325日より、表参道のアートギャラリーGALLERY Wにて「CHIMERA キメラ」展を開催いたします。

東京を拠点にゲームや映像業界で活躍するコンセプトアーティスト/デジタルスカルプターであるEntei Ryuの初めての個展となる本展では、24点に及ぶ絵画作品と17点の立体作品を展示・販売予定です。

 

デジタルペインティング・彫刻・3Dプリンターなどの新しいクリエイティブメディアを通して、「自身の芸術的言語を実現することに力を注いでいる」と語る作家の世界観を余すことなく堪能できる本展。

“Entei Ryu”というフィルターから透けて見えるその未知なる世界を、ぜひ目撃してください。

 

 

【開催概要】

展覧会名:          ENTEI RYU「CHIMERA キメラ」

会期:                 2023年3月25日(土)〜4月9日(日)

会場:                 Gallery W(渋谷区神宮前4-26-12 SOOTANG HOBBY OMOTESANDO 2F

開館時間:          12001930 (入場は閉館の30分前まで)

主催:       株式会社W’s

会場HP             https://gallery-w.jp/     

SNS                 @GALLERY_W_tokyo twitter/Instagram共通)

 

 

【「CHIMERA キメラ」について】

“キメラ(Chimeraとは、ギリシア神話に登場する

「ライオン・獣・羊の体と蛇の尻尾を持ち、火を吐く異形の怪物(Χίμαιρα)」であり、

生物学においては「異なる種の細胞が共存する遺伝子嵌合体」を指す。

 

創作フローにおいてデジタル彫刻や3Dプリントなどの「新しいテクノロジー」と

岩絵具などの「伝統的な画材や描画方法」を同時に使用することの象徴でもあり、

「デジタルとトラディショナル」「平面と立体」の世界を往来し相互に影響させることで

「虚」と「実」2つの遺伝子を作品にごく自然に混血させる。

また同時に、それは作者の無尽のファンタジーに棲む数多の生物の姿でもある。

少女たちの歌声と巨獣の岩鎧 —個体と自然。

光と影で織りなす異なる顔と記号 —装飾と造形。

無機質なモニュメントとして綴る流れるエネルギー —有機と無機。

 

キメラ。生命は篏合によって前進する。

 

 

【作家プロフィール】

Entei Ryu

コンセプトアーティスト/造形作家

東京大学の建築学大学院から卒業後、東京を拠点として、ゲームや映画のキャラクターデザインを中心に活動している一方、原型やイラストレーション、ファッションなどの分野でも、幅広く活躍している。